創刊号は790円(笑)。巷のパートワーク(分冊百科)創刊号は価格のインパクトでばら撒く!ということで得体の知れない万年筆にひかれ(←ばか)久々に散財なり。マガジン+コレクション万年筆「パリ」が創刊号の中身。どうやらこれからバイウィークで発売される各号(1,990円)には世界の都市をイメージしたオリジナル万年筆が付いてくるらしいなりよ。定期購読者にプレゼント(笑)されるというコレクションケースの説明には「すべての万年筆60本を収納」とあるので、60号続くなりか。となると、ご予算は11万8,200円なりー。なお、コレクションケース自体は9号まで連続して購入すればOKみたいなりね。(購入予定なし)
で、せっかくなのでインクヲタ好きな私めはタイミングよく追加発売されていた色彩の新色「山栗」でこのパリ万年筆をお試しなりー、と話を進めるなりが、その先には驚愕の事実が...(大袈裟)
分厚いパッケージの奥にわりと厳重に収納されていた万年筆「パリ」は思った以上に重たかったなり。それは側がすべて黄銅で出来ているからなりが、ここまで重いと使いづらいような。キャップは残念ながらスナップオン式。説明には「多くの高級万年筆と同じく」とあったが、それはどうなりかねぇ。
インクカートリッジはヨーロッパタイプなので、色彩雫を使うためにモンブランのコンバータを装着し、インク充填。
で、中字ステンレスニブ(ペン先)の書き味はというと、本体の重たさも手伝って、OTTOや無印など安めの鉄ペン万年筆と同じくらいで悪くはないなり。少し調整すればもっと良くなるのではという感じなりね。
また特筆すべきなのは色彩雫〜山栗〜なり。これまでにないと思うような こげ茶色、というか山栗色が素晴らしいなり。新発売の3色で最も売れていたのも納得なりね。中字だけどしばらくこのパリ万年筆で山栗色を使おうかしらん、という感じなり。
しかし、薄っぺらいマガジンを眺めていると万年筆の注意書きをハケーン。さらにその内容に絶句、だったりして...。
私めは「コレクション万年筆」の定義がよくわからないなりが、こうなってくるとテーマは「アシェットの言うところのコレクション万年筆はどこまで日常用の筆記具として長時間使用できるか?できないか?」なりー(笑)